横向きで寝る人の体には、仰向けのときにはない2つの負担がかかります。
1つは下になった肩に上半身の体重が集中すること、もう1つは上側の膝が前に落ちて骨盤がねじれることです。
朝起きて肩か腰のどちらかが痛むなら、ほぼこのどちらかが起きています。

横向き寝用の抱き枕は、この2つを同時に止めるための道具です。
腕を預けて肩が前に巻き込まれるのを防ぎ、脚のあいだに挟んで左右の膝を同じ高さに保つ。
つまり選ぶときに見るのは、見た目でも抱き心地でもなく、腕と脚の両方に届く長さがあるかどうかになります。

この記事では、横向き寝用として作られた抱き枕を形ごとに整理します。
S字型・三日月型・U字型・骨型・レッグピローはそれぞれ支える場所が違うので、自分の悩みがどこにあるかで選ぶものが変わります。
実寸つきで5点を比較しました。

抱き枕 全身をやさしく包む大きな抱き枕 横向き寝専用

¥4,530

こんな人にこの記事が向いています

  • 横向きで寝ると下になった肩が痛くなる方
  • 朝起きると腰の片側だけが重い方
  • 抱き枕を使っているのに、夜中に姿勢が崩れてしまう方
  • 形がたくさんあって、どれが自分に合うのか決めかねている方
  • 妊娠中で、横向きの姿勢を朝まで保ちたい方

【一目比較】横向き寝用の抱き枕おすすめ5選

順位形実寸(cm)支える場所向いている悩み
1位S字型/大型115/150頭から足元まで姿勢が夜中に崩れる
2位三日月型110×59×21上半身と腰一本で何役か欲しい
3位U字型/大型幅68.6×長さ101.6×高さ140〜149.9全身を両側から寝返りが多い
4位骨型記載が限られる頭・胸・腰・脚腰のくびれが浮く
5位レッグピロー型記載が限られる上半身と脚のあいだ膝が落ちる

選び方|横向き寝用の抱き枕3つのポイント

① 長さで選ぶ|腕と脚の両方に届くか

横向き寝用として最初に見るのは長さです。
腕を乗せるだけ、脚に挟むだけでは、どちらか片方の負担しか減りません。
胸の高さから膝の下までを一本でカバーできる長さがあって、初めて上半身と下半身が同じ向きに揃います。

目安は身長の6割前後です。
身長160cmなら100cm前後、175cmなら105cm以上。
身長別の詳しい目安は抱き枕のちょうどいいサイズは?身長別の長さと太さの目安で扱っています。

② 太さで選ぶ|膝のあいだが開く高さがあるか

脚のあいだに挟む部分は、直径15〜20cm程度の厚みが必要です。
細すぎると上側の膝が下がりきってしまい、挟んでいないのと変わりません。
骨盤のねじれを止めるには、左右の膝が同じ高さで並ぶところまで開く必要があります。

形によって太さが一定でないものもあります。
骨型やレッグピロー型のように部位で太さが変わるタイプは、脚に当たる部分の厚みを確認してください。

③ 形で選ぶ|肩と腰のどちらを優先するか

肩の痛みが主な悩みなら、腕を高く預けられる厚みのあるものを。
腰のねじれが主なら、脚のあいだを開ける太さを優先してください。
両方なら、頭から足元まで届く大型のS字型かU字型が確実です。

横向き寝で肩が痛くなる仕組みそのものは横向き寝で肩が痛いのはなぜ?原因と枕・抱き枕での対策で詳しく解説しています。

使い方|横向き寝を朝まで保つ5つの場面

【活用シーン①】脚のあいだに挟む|骨盤のねじれを止める

いちばん効くのがこの使い方です。
上側の膝を前に落とさず、太ももから足首までを抱き枕に乗せます。
膝だけを乗せると足首が落ちて脚全体がねじれるので、支えは足首まで届く長さがあるほうが安定します。

朝起きたとき、上側の脚がマットレスに着いていたらねじれています。
挟む位置が浅いか、厚みが足りていません。

【活用シーン②】腕を預ける|肩が前に巻き込まれるのを防ぐ

下になった肩に体重が集中するのが、横向き寝の肩の痛みの原因です。
上側の腕を抱き枕に乗せて少し前に出すと、肩が内側へ巻き込まれるのを防げます。
このとき腕を乗せる高さが肩と同じか少し上にあることが大事で、薄いと腕が下がってかえって肩が前に落ちます。

下側の腕は体の前に自然に出しておくと、肩の下に敷き込まずに済みます。

【活用シーン③】背中側に置く|仰向けに戻るのを防ぐ

横向きで寝入っても、夜中に仰向けへ戻ってしまう人がいます。
この場合は背中側にも支えを置いて、姿勢を両側から固定してください。
U字型のように体を挟み込む形なら、一本でこの役目を兼ねられます。

いびきが気になる場合も、横向きを保てると軽くなることがあります。
ただしいびきの原因は鼻づまりや体重など複数あるため、寝方を変えても改善しないことはあります。

【活用シーン④】腰のくびれを埋める|浮いたすき間をなくす

横向きになると、ウエストのくびれとマットレスのあいだにすき間ができます。
ここが浮いたままだと、背骨が横に曲がった状態で一晩を過ごすことになります。
中央がくびれた形の抱き枕なら、この部分にちょうど収まります。

細身の方やウエストのくびれがはっきりしている方ほど、このすき間は大きくなります。

【活用シーン⑤】妊娠中に使う|お腹を預けて左向きを保つ

妊娠中期以降は、左側を下にした横向きが楽になりやすい姿勢です。
お腹の下と脚のあいだの2か所に支えが必要になるため、長さのあるタイプか、部位ごとに厚みが変わる形が向きます。

起き上がるときは一度横向きに戻ってから手で体を押し上げると、腹筋を使わずに済みます。
体調や週数によって適した姿勢は変わるため、かかりつけの医師の指示を優先してください。

抱き枕 全身を包む多機能三日月型抱き枕

¥7,840

横向き寝用の抱き枕おすすめ5選|詳細レビュー

【1位】全身をやさしく包む大きな抱き枕 横向き寝専用

115cmと150cmの2サイズで、S字型のフォルムが頭から足元まで全身を支えます。
横向き寝専用として設計されているため、腕を乗せる位置と脚を挟む位置が最初から想定された形になっています。

身長160cm前後なら115cm、170cm以上なら150cmが目安です。
寝返りによる体のずれを防ぐ形なので、夜中に姿勢が崩れるのが悩みならここから選んでください。
素材はやわらかめで、硬い支えを求める人には物足りなく感じることがあります。

抱き枕 全身をやさしく包む大きな抱き枕 横向き寝専用

¥4,530

【2位】全身を包む多機能三日月型抱き枕

110×59×21cmの三日月型で、抱き枕としてだけでなく、枕・腰当て・うつ伏せ用としても使える多機能タイプです。
厚み21cmは脚のあいだを開く高さとして十分あります。

曲線に沿って上半身を預けられるので、腕と頭を同時に支えたい人に向きます。
一本で何役かこなせる分、ベッドの上に置きっぱなしにしても邪魔になりにくい形です。

抱き枕 全身を包む多機能三日月型抱き枕

¥7,840

【3位】全身を包む大きなU字型抱き枕で快眠サポート

幅約68.6cm、長さ約101.6cm、高さ約140〜149.9cm、開口部約20cmの大型U字型です。
体を両側から挟み込む形なので、横向きで寝入ったあとに仰向けへ戻ってしまう人に向きます。

前後どちらに寝返りを打っても支えが残るのが、この形のいちばんの利点です。
その分ベッドの占有面積は大きくなるため、シングルで使う場合は寝る位置が限られます。

抱き枕 全身を包む大きなU字型抱き枕で快眠サポート

¥6,020

【4位】全身を包む骨型抱き枕 横向き寝専用サポート枕

中央がくびれた骨型で、頭・胸・腰・脚をバランスよく支えます。
このくびれがウエストのすき間にちょうど収まるため、横向きで腰が浮く感覚がある人に合います。

カバーを取り外して洗えるので、直接肌が触れる使い方でも清潔を保てます。
寸法の記載が限られているため、細かいサイズ合わせを重視する場合は上位の3点のほうが選びやすいでしょう。

全身を包む骨型抱き枕 横向き寝専用サポート枕

¥6,300

【5位】ふわふわお花型抱き枕 横向き寝用レッグピロー

上部の花びら部分で上半身を包み、細長い茎の部分が脚のあいだに収まる設計です。
1つで上半身と脚の両方をカバーする形としては、いちばん分かりやすい作りになっています。

リブニット調の生地でやわらかく、見た目の印象も寝具というより置き物に近いタイプです。
しっかりした支えを求めるなら上位の形、部屋に置いたときの雰囲気を重視するならこちらが向きます。

ふわふわお花型抱き枕 横向き寝用レッグピロー

¥3,540

よくある悩みQ&A

Q1. 横向き寝は体に悪いと聞きますが、やめたほうがいいですか?

横向き自体が悪いわけではありません。
問題になるのは、肩に体重が集中した状態や、骨盤がねじれた状態で固定されることです。
腕を預けて脚のあいだを開ければ、この2つは避けられます。

Q2. 右と左、どちらを下にするのがいいですか?

胃の形の関係で左を下にしたほうが楽という説がありますが、個人差が大きいところです。
妊娠中期以降は左側を下にするのが一般的に勧められます。
それ以外の場合は、朝起きたときに痛みが出ないほうを選んで構いません。

Q3. 横向き寝のとき、枕は高いほうがいいですか?

仰向けより高めが合います。
横向きでは肩幅のぶん頭の位置が高くなるため、仰向け用の高さだと首が下に曲がります。
首すじが背骨とまっすぐ並ぶ高さが目安です。
低すぎると首が痛くなります。

Q4. 抱き枕を使うと寝返りができなくなりませんか?

寝返りを止める必要はありません。
大事なのは向きを変えたあとに同じ姿勢へ戻れることなので、体にくくりつけるような固定はせず、脚のあいだに置いておくだけにしてください。

Q5. 下になった腕がしびれてしまいます

下側の腕を体の下に敷き込んでいる可能性があります。
腕は体の前に出して、抱き枕の下あたりに置いてください。
それでもしびれる場合は、枕が低すぎて肩が潰れていることも考えられます。

Q6. 朝起きると腰の片側だけが痛みます

骨盤がねじれています。
上側の膝が前に落ちて下側の脚に乗った状態で一晩過ごすと、腰の片側に負担が集まります。
脚のあいだに厚みのあるものを挟んで、左右の膝を同じ高さに揃えてください。

Q7. 夜中に仰向けに戻ってしまいます

背中側にも支えを置いてください。
前だけを支えていると、寝返りで簡単に戻ります。
U字型のように体を挟み込む形なら、一本で前後の両方を支えられます。

Q8. 妊娠中はどの形が使いやすいですか?

お腹の下と脚のあいだの2か所を支えられる形です。
長さのあるS字型やU字型、または部位で太さが変わるタイプが向きます。
体調や週数で適した姿勢は変わるので、かかりつけの医師の助言を優先してください。

Q9. やわらかいものと硬いもの、どちらを選べばいいですか?

脚のあいだに挟む目的なら、体重をかけても潰れない硬さが必要です。
抱き心地を優先するとやわらかいものになりますが、朝には平らになって支えになりません。
目的を先に決めてください。

Q10. 肩の痛みが続く場合はどうすればいいですか?

枕の高さと抱き枕の厚みを両方見直しても変わらない場合は、寝具以外の原因も考えられます。
痛みが強い場合やしびれを伴う場合、長く続いている場合は、医療機関にご相談ください。

購入者の声

「脚が落ちなくなりました」40代・女性・会社員

横向きで寝ると必ず上の脚が前に落ちていて、朝は腰の片側だけが重い状態でした。
足首まで届く長さのものに替えてから、起きたときの脚の位置が変わりました。
長さが足りていなかったのだと分かりました。

「仰向けに戻らなくなりました」30代・男性・エンジニア

横向きで寝ようとしても、気づくと仰向けになっていました。
体を挟み込む形にしてから、朝まで横向きのままのことが増えました。
ベッドの場所は取りますが、こちらを優先しました。

「腰の浮きが気になっていました」50代・女性・自営業

横になるとウエストのところにすき間ができて落ち着きませんでした。
中央がくびれた形にしたら、そこがぴたりと埋まりました。
カバーを外して洗えるのも助かっています。

まとめ

横向き寝用の抱き枕で見るべきことは2つです。
腕を預けて肩の巻き込みを防げるか、脚のあいだを開いて骨盤のねじれを止められるか。
この両方を満たすには、胸の高さから膝の下まで届く長さが要ります。
形の違いは、このどちらを優先するかの違いだと考えてください。

肩が痛いなら腕を高く預けられる厚みを、腰が痛いなら脚のあいだを開ける太さを、夜中に姿勢が崩れるなら頭から足元まで届く大型を。
いま使っているもので朝に姿勢が崩れているなら、長さか厚みのどちらかが足りていません。
なお肩や腰の痛みは寝姿勢以外の原因でも起こります。
痛みが強い場合やしびれを伴う場合は、医療機関にご相談ください。
ほかの形も見比べたい場合は、横向き寝用の一覧からまとめてご覧いただけます。

抱き枕 全身をやさしく包む大きな抱き枕 横向き寝専用

¥4,530

抱き枕 全身を包む多機能三日月型抱き枕

¥7,840

抱き枕 全身を包む大きなU字型抱き枕で快眠サポート

¥6,020

全身を包む骨型抱き枕 横向き寝専用サポート枕

¥6,300

ふわふわお花型抱き枕 横向き寝用レッグピロー

¥3,540